送別会

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送別会

送別会

9月15日に退社された田中さんの送別会が、今月8日に行われました。
田中さんが担当したクライアント様をはじめ、多くの方々にご参加いただき会は大盛況。
とても楽しそうな田中さんの姿が今でも脳裏に焼き付いています。

会場はイタリアン居酒屋『il-cento(イル・チェント)』。
平野町の閑静な街並みの中にイタリアの国旗を見つけたらそこがイルチェント。まるでイタリアに迷い込んだかのような店構えです。
実は、このイル・チェントのスマートフォンサイトは弊社が制作をさせていただき、今月のはじめに公開したばかり。
ここだけの話、イルチェントのサイト制作はとても大変でした。
というのも、このサイトにはイルチェントで提供されている料理の写真がたくさんあるのですが、それがなんとも食欲をそそって…。
製作中、私のお腹はいつも鳴りっぱなしでした。
その度に、作ってきた弁当をかき込み、なんとか胃袋の溜飲を下げることに成功しましたが、『いつかイル・チェントで食事したい!』と思っていました。
そんな折のイルチェントでの送別会。私を苦しめたイルチェントに対し、「やられたらやり返す。倍返しだ!」と決意を胸に送別会に乗り込みました。

実際に頂くイルチェントの料理は、どれも美味。
普段、あまり良いものを食べ慣れていない私の胃袋は、突然のVIPの来客に戸惑っておりました。
サラダ・お肉・ドリア・生ハムにパスタ…。美味しいビールとワインがこれまた格別。
そんな中でも、私が特に驚いたのは、野菜を窯で焼いただけで出されるというシンプル極まりない料理。
何の飾りもなく載せられた野菜がお皿の上にちょこん…。あまりの挑戦的な態度に思わず厨房を振り返りました。
食べ盛りの高校生にこの料理を出したら、その瞬間に反抗期が始まるような代物。
果たしてみなさんの反応や如何に!と緊張して顔を上げてみると、さすが一流の大人の皆さんだけあり、美味しそうに召し上がっておられました。
『やはり、人間は徳を積むと、野菜の本来の味を楽しめるようになるだろうなぁ。』そんなことを考えながら私も口の中へ。
その時の衝撃ったら!野菜のこと、私は何もわかっておりませんでした。
空腹の度に、肉を求めて牛丼屋に駆け込んでいた昨日までの自分を恥ずかしく思いながら、私は感動に打ちひしがれていました。
野菜を形容する言葉に「濃厚」という2文字は馴染みません。このことはみなさんもご納得いただけるはずです。
しかし「濃厚」という言葉は、なにもキャビアやフォアグラ、そして大好きだったあの子とのキスだけに使うのではないことを思い知らされました。
野菜が、濃厚なのです。
まさに、志の高い農家の方が農耕されただけのことはあります。
旨み、甘み、すべての味が濃い。
私は野菜に恋をしてしまいました。

そんな美味しい料理を肴に、会話は弾みます。
お酒も進み、みなさん本当に楽しそうにお話をされていました。

優しいお顔で、皆さんのお話を聞かれていた堤店長。
その日着てきたシャツをネタに、大爆笑をかっさらっていった山名さん。
俳優と見紛うような美しい笑顔で場をキュンキュンさせてくださった堤部長。
かっこいいジーンズを履きこなし、ファッションもお顔も20代のままの加藤社長。
大きな体と存在感で、経営者の貫禄満載の中村さん。
いつもピリリとする一言で場を盛り上げてくださる堤社長。
楽しくてワインが進みすぎたのか、最後には潰れてしまった松永さん。
恐山のイタコもびっくり!人の生い立ちがわかってしまう超能力をお持ちの豊島社長。
自分の特徴を笑いに昇華させるタフなハートの伊達男、山元社長。
そんなみなさんとお話出来て楽しい時間を過ごすことができたであろう終始笑顔の田中さん。

普段とは違う皆さんの一面を見ることができ、楽しい発見がいくつもありました。

皆さんにご参加していただいたおかげで、田中さんも大満足のすばらしい送別会になったと思います。
ありがとうございました。
また、この送別会にて、これから隔月で送別会を開催することが決定(?)いたしましたので今回参加できなかった皆さんも次回、ご参加いただければと思います。(次回開催日時は未定です)
僕としましては、田中さんと一緒にお仕事できないことは残念ではありますが、田中姉さんには恋愛相談などでこれからもお世話になると思いますので、引き続き宜しくお願いいたします。

今度お会いできる時が楽しみです。
最後はみなさんの最高の笑顔が印象的なこの写真でお別れです。

h_soubetsukai

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