こんにちは、三輪です。
梅雨が明けてからの暑さは、「暑い」というより「熱い」って感じですね。
今月中はこの激暑が続くと耳にしましたので、皆様、お気をつけてお過ごしください。
そんな暑くてツラい時は、作業を効率化して少しでも早く終わらせたいもの。
そういうわけで(?)、今回はPDFファイルにまつわる便利な小技をご紹介します。
そんなもの先刻ご承知という方は、温かく見守る方向でお願いします(笑)
2〜3枚なら、Acrobatでファイルを開き、画像上で右クリックして保存で対応出来ます。枚数が少ない場合は、むしろその方が早いかも。
ですが、何ページもあるPDFファイルの全ページに散る画像が片っ端から必要だとしたら…ゲンナリしますね。
Acrobatには、そんな切なさを解消してくれる機能が備わっていました。
PDFの作成・編集だけでなく、中身をあっという間に抽出までしてくれるなんて、素敵過ぎます。
手持ちの適当な素材を使ってテスト用のPDFを作成してみました。
出来上がったPDFファイルは全4ページ。画像は計55個。これを右クリックだけで全部保存しろとか言われたら泣きます、確実に。
では、手順をご紹介。
該当のファイルをAcrobatで開き、メニューの
表示→ツール→PDFを書き出し→開く
の順にクリックします。
「画像」をクリックすると、保存可能なファイル形式が表示されます。今回は「JPEG」を選択。
ファイル形式を選択すると、拡張子の右側に歯車のアイコンが出てきました。各ファイル形式ごとに、画質等を調整出来ます。
お好みの設定に変更して「OK」をクリックします。
「すべての画像を書き出し」にチェックを入れます。
このチェックをオンにしなかった場合は、ページがまるごと画像として書き出されます。
個々の画像が必要な際は、チェックをお忘れなく。
「書き出し」をクリックして保存先を指定します。
「別のフォルダーを選択」をクリックすると、任意の保存先を指定出来ます。
「ドキュメント」に保存してみます。
ご注意いただきたいのは、指定したフォルダの直下にファイルが書き出されること。フォルダが自動生成されてその中に保存、とはなってくれません。
「ドキュメント」フォルダ内に散らからないよう、書き出し用のフォルダ(ここでは「ImageTest」)を作成しました。
書き出されるファイル名の頭には、書き出し元のPDFファイルのファイル名が自動的に付きます。
変更したい場合は、「ファイル名」欄で指定してください。
「保存」をクリックすると、書き出し開始。ページ数や画像の数によりますが、わりとすぐ終わります。
終わったので、フォルダを開いてみると…
指定したフォルダ内に、画像が書き出されています!
一部分割されて出力されているものもありますが、大部分は問題ありません。上手く行っていないものが必要な場合は、個別に右クリックで保存すればOK。
元のPDFの作りによっては、ちょっと不思議な出力のされ方をする場合もありますが、1つ1つ右クリックで保存を繰り返すより、断然早くてラクだと思います。
あえて文句を付けさせてもらうなら、ファイル名を細かくカスタマイズできると言うことないんですけどね。そこは今後に期待。
初めて知ったよという同士は、ぜひぜひお試しください!