こんにちは。
横山です。
近年よく耳にするようになった「クラウドファンディング」。
よく「クラファン」なんて呼ばれたりしていますね。
みなさん利用していますか?
利用している人は、どの立場で利用していますか?
私は最近、何か欲しい物があったら、クラウドファンディングでいいプロジェクトが上がっていないか調べます。
そしていいものが見つかれば支援して、そのリターンで欲しい物をゲットしています。
よく知らないという方へ簡単に説明しますと・・・
「こんなモノを作りたい!」とか「こんなサービスを試してみたい」といった人たちが起案者となり、「クラウド(群衆)」から「ファンディング(資金調達)」する新しい資金調達の方法の事です。
一般的に資金調達というと、金融機関からの借り入れなどが思い浮かぶと思いますが、クラウドファンディングは手軽で拡散性が高く、テストマーケティングにも使えるといった点が魅力です。
すばらしいアイデアを持っているけれど資金調達がむずかしく、それを実現できずにいる・・・そんな人たちは誰でも「起案者」となり世に発信できますし、それに共感し「応援したい・試してみたい」と思う人たちは誰でも「支援者」として支援できる。
この手軽さが最大の特徴です。
クラウドファンディングは支援者へのリターンのあり方により、大きく6つに分類されます。
この中で私が利用しているのは「購入型」と呼ばれるタイプのものです。
では簡単に各タイプの説明をしていきます。
● 購入型クラウドファンディング
起案されたプロジェクトに対して支援者がお金を支援し、支援者はそのリターンとしてモノやサービスを得る仕組み。
● 寄付型クラウドファンディング
起案されたプロジェクトに対して支援者がお金を寄付をする仕組み。寄付なので基本的にリターンは発生しません。被災地支援などのプロジェクトが多く見られます。
● 融資型クラウドファンディング
事業者が仲介に入り、資産運用したい個人投資家から小口の資金を集め、大口化して借り手企業に融資する仕組み。
支援者は金銭的なリターン(利息)を得ることができます。
● 株式投資型クラウドファンディング
個人ではなく企業がおこなう資金調達の一つ。個人投資家へ未公開株を提供する代わりに資金を募る仕組み。
投資家は非上場企業の未公開株を取得できます。
● ファンド型クラウドファンディング
株式型と同様、企業がおこなう資金調達の一つ。特定の事業に対して個人投資家から出資を募る仕組み。
投資家は、売上などの成果や出資額に応じた金銭的なリターンを受け取れる他に、その事業で作られたモノやサービスを受け取れることもあります。
● ふるさと納税型クラウドファンディング
自治体が起案者となり、解決したい課題をプロジェクト化し、そのプロジェクトに共感した人からふるさと納税によって寄付を募る仕組み。
ふるさと納税の仕組みを使うので、寄付金の控除を受けられます。
私がこれまでクラウドファンディング(購入型)のリターンで得たものは、どこの百貨店に行っても、一晩中ネット通販サイトを見ても見つからなかった素晴らしいアイデア商品ばかりでした。
プロジェクトを見ていると、起案者の熱い想いやこだわりがよく分かりますし、一般販売できるようになって、もっと多くの人に知ってもらえたらいいのになと思う商品やサービスが沢山あります。
支援をすると定期的に活動報告が送られてきて、今どんな工程にあるのか、どんな風にリターンの準備をしているのかなど、起案者が一生懸命準備している様子がうかがえます。
そして私はリターンが届く楽しみが増し、頑張ってほしいなと心から思います。
近年、20代で起業する人たちも増えてきています。
眠っている素晴らしいアイデアをカタチにしたい若者たちがたくさんいます。
そしてなかなか継承者が育たない職人技を持つ方も日本にはたくさんいると思います。
なかなか巡り会わないであろう人たちが、このクラウドファンディングという新しいカタチを通じて出会い、日本のモノづくりがもっともっと活気づけばいいなと私は思っています。
アウラはWebのチカラで中小企業を支えていきたいという想いで頑張っています。
そしてアウラのお客さまには製造業を営んでおられる企業さまが多い。
いつの日か、そんなアウラのお客さまと、まだ発見されていないアイデアをもつ若い世代が手を取り合い、素晴らしいモノづくりがされるところを見てみたいなぁと思っています。
そんな架け橋として、このクラウドファンディングがもっと使われることを期待して、今日はこの記事を書きました。