音声処理の味方!Adobe Auditionで音声の質をぐっと上げる機能3選

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音声処理の味方!Adobe Auditionで音声の質をぐっと上げる機能3選

音声処理の味方!Adobe Auditionで音声の質をぐっと上げる機能3選

こんにちは。電車旅に日々興味津々な周です!
電車に乗るだけではなく、自分ならではの旅ドキュメンタリーを作りたいという気持ちが湧いてきました。
そのため、姫新線を乗り通す旅を最初から最後まで動画を撮りました。

そこで、内容をいっそう面白くさせるため、自分の解説を録音しようとしました。
しかし、録音の技術、設備や環境に制限があるので、様々な思わぬ問題に直面しました。

悩み1:嫌な雑音と思わぬ音を取り除きたい

1つ目の悩みはどれだけ頑張っても嫌な音が入ってしまうことです

Macでは、「ノイズリダクション」という嬉しい機能があって、環境音をかなり軽減することができます。
とはいえ、プロの録音スタジオでないと、呼吸する音や、クリックする音などの望ましくない音を完全に避けることは難しいです。

Adobeの音声編集ツール「Audition」を使うと、簡単にそのような音を取り除くことができます。


1. サンプルとなる音の区間を選択し、エフェクトメニューから、ノイズリダクションの中にある「ノイズリダクション(プロセス)」を選択します。

2. 「ノイズリントをキャプチャ」ボタンを押すと、音声データを自動で分析し、サンプル音と似たような音を取り出してくれます。
3.  ノイズリダクションと削減値の加減を調整すると、サンプルのような音を音声データからすべて取り除くことができます。


特定の音を消すために、さらに便利な方法があります。
ツールバーにある長方形選択ツールなげなわ選択ツールもしくはブラシ選択ツールを使って、下にある赤い模様の「音を可視化したエリア」(周波数のスペクトル表示)で、消したいところを選択すると、気軽に要らない音を消すことができます。

悩み2:音声の強弱のバランスを取りたい

2つ目の悩みは収録時期によって、自分が声の大きさが変わってしまうことです。
やはり同じ動画なので、開始の音量レベルと、途中の音量レベルのバランスをうまく取りたいです。

音声のバランスをとることは、音量正規化(ノーマライズ)と呼ぶそうです。
Adobe Auditionでも音声をノーマライズできるプランが用意されています。

方法は音声を全部選択し、テンプレートメニューから「3dbにノーマライズ」をクリックするだけです。

また、調整したい箇所を選択し、エフェクトの振幅で自由に調整することも可能です。

一方、声は強弱あってからこそ、感情があるため、必ずしも可視化された振幅を同じぐらいにすれば良いというわけでもないと思います。
やはり自分の耳で確かめながら調整することが大事だと思います。

悩み3:自分の声を装飾し質感を出したい

3つの悩みは自分の声がとても平べったいと感じているため、エコーなどを付けてより潤って、美しい声にしていきたいです。

内蔵マイクを利用するのではなく、より高級的な機材で収録するのも一つの方法です。
Abode Auditionを使うと、普通なマイクでも立体感のある声を再現することが可能です。


1. ウィンドウメニューからエフェクトラックを選択します。
2. エフェクトラックの「プリセット」では、各種の効果のプランがあります。選択するだけで、効果が適用してくれます。
3. 自分で効果を設定したい場合、追加エコ一覧にある「▶」をクリックし、ディレイとエコーからエコーを選びます。
4. 後は自分の声を聞きながら、エコを入れ加減をうまいこと調整するだけです。
5. また、パワーボタンをアップまたはダウンにすることで、効果が適用する前後の違いを聞き比べすることが可能です。

まとめ

Adobe Premiereのワークスペースから、音声データをAuditionで開いて編集することも可能です。
そのような便利な機能をうまく利用すると、動画編集でできることが一層広げたと感じました。
以上、今回は音声処理初心者の自分が学んだ3つの処理方法をご紹介しました。
それでは、自分の旅ドキュメンタリーを仕上げていきたいと思います〜 。

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