こんにちは、エンジニアの村上です。
近年はAI技術の発展が著しく、とても簡単にリアルな画像が作れたりしますよね。
僕も普段からよくchatGPTなどの大手のAIサービスで画像の生成をして楽しんでいるのですが、
ただ、時にはリアルな画像だけでなく、もっとポップなイラストを生成したいということもあると思います。
そんな時に友人に「LOOSE AI」の存在を教えてもらいました。
そこで今回は、みなさんにポップなイラストを生成できる画像生成AIサービス「LOOSE AI」を使ってみた感想をご紹介しようと思います。
「LOOSE AI」は、AI素材サイト「AI素材.com」を運営している会社、AI Picasso株式会社によって提供されている画像生成AIサービスです。
フリーイラストサイト「Loose Drawing」と提携し、「Loose Drawing」のイラストレーターの特徴を落とし込んだイラストを生成してくれるようです。
今回は「Loose Drawing」に元々あるイラストと比較しながら、どのくらいの工程で近いイラストを生成できるのかを試してみようと思います。
今回はこの「Loose Drawing」の「プログラミングする学生のイラスト」に近いイラストを
「LOOSE AI」を利用して生成してみようと思います。
まずは、このイラストのタイトル通りの「プログラミングする学生」とプロンプトを入力して生成してみます。
するとこのイラストが生成されました。
人数やパソコンの種類、人体の構図なども全く違うので、さらにプロンプトを追加してみます。
今度はプロンプトを「プログラミングする男子学生、ノートパソコンを利用、右斜め前を向いている」と入力してみました。
構図は良くなったと思いますが、いくらポップなイラストといえど、ノートパソコンの形など細かいディテールが少し気になります。
次は、よく似た構図のフリー写真画像を参考素材として設定して再度生成してみました。
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すると中々良くなりました。
最後に、もう少しポップなイラストにするために、参考画像の影響の値を少なくしてみました。
「プロンプトストレングス」という値を「0.95」にまで上げて、参考画像の影響を少し下げます。
元の画像に近いポップなイラストが生成できました。
いかがでしたでしょうか。
chatGPTなどのAIで個性的なイラストレーターの特徴を落とし込んだポップなイラストを生成することはなかなか難しいですが、
「LOOSE AI」を利用することで少ない工程で、なかなかクオリティの高いポップなイラストが生成できるようになるので、よければみなさんも「LOOSE AI」でイラストを生成して楽しんでみてはいかがでしょうか。