先日マーケティングの勉強会に参加する機会をいただきました。
しっかりと理解し身に付けるために、復習としてブログでもまとめていこうと思います。
マーケティングを身に付けるためには、日常マーケティングの視点で、普段ものごとを見たり考えたりできるようにトレーニングしなければならないとのこと。マーケティングメガネを付けて生活しろということ。
今回は「ファイブフォース分析(5F分析)」について復習していきます。
ハーバード大学教授のマイケル・ポーター氏が著書「競争と戦略」で記した業界の構造分析を行うためのフレームワーク。以下の5つのチカラ関係を分析してみて、自分たちの業界のパワーバランスを見えてみようというもの。また現状だけでなく、例えば5年後の未来の分析も行なったみたほうが良いとのこと。
自社のウェブ制作業界で実際に分析してみました。
こんな感じでしょうか。
「1.新規参入」について、パソコンと知識さえあれば誰でも作れてしまう。かなり新規参入しやすい業界ではないでしょうか。「2.代替品」について、ウェブ制作の目的はさまざまなので、代替品もその目的によっていろいろとあると思います。ここでは普通くらいにしておきました。
続いて「3.買い手」について、ここではクライアント企業さまのこと。制作会社を選定できる立場にあるので、交渉力は強いと思います。「4.供給企業」については、サーバ会社さんであったり、在宅の制作スタッフさんのこと。制作会社側で選定できる立場にあるので、供給企業からの交渉力は弱いと思いました。
最後に「5.競合他社」について。スピード力や技術力、ノウハウ・経験など、競合他社との競争力は激しいのではと思いました。
これからどんどん業界内の競合他社の脅威が強くなってくると思います。スピード力や技術力、ノウハウ・経験などが偏って集中していくのではないかと・・・。そして、ただホームページが作れるだけでは難しく、新規参入は増えることはないのではないかなと思っています。
繋がりを作るのではなく、もうすでにある繋がりに気づくだけ。「Feel Link(フィールリンク)」はこの発想から生まれたアウラのコンセプトワードです。
この中にある「埋もれたアイデンティティに光を与える」ことを実現していくためにも、マーケティングの役割は重要だと思います。
これからも定期的にこちらのブログで紹介していきます。