

こんにちは、エンジニアの仁木です。
企業のWebサイトでは、自社製品・サービスのお問い合わせは重要なコンバージョンの1つであり、新規の顧客開拓や問い合わせのあったユーザーへの営業活動の業務効率化の課題を持っている企業様も多くいらっしゃると思います。
今回はそういったマーケティング施策の自動化・効率化するMAツールであるBowNowでAPIのアップデートがあったことを知り、せっかくの機会なのでご紹介をしたいと思います。
BowNowはクラウドサーカス株式会社が運営しているマーケティングオートメーションツール(MAツール)です。
見込み顧客の管理・分析・メール配信/フォーム作成といったMAの基本機能が無料プランで利用開始することが可能です。(無料プランは機能に制限があります。)
数多くあるMAツールの中では多機能ではなく、本当に必要な機能だけを残し、使いこなすことを中心に考え開発されたMAツールであり、MAツールの導入を初めて検討している企業でも運用しやすいように考えられています。
費用も大きくかけずスモールスタートで自社サービスのマーケティングを開始したい企業に向いているMAツールと言えます。
2023年8月頃にBowNowのAPIが大幅アップデートされ、外部ツールとの連携が大きく強化されました。
BowNowと既存サービスを自動で連携できることが可能になり、マーケティングや営業活動の業務効率が向上されます。
また、APIとは別にWebhook通知も提供されており、BowNow側でのリード情報の変更などを、外部ツールに通知するような連携も可能です。
例えば、自社のWebサイトにホワイトペーパーのダウンロードフォームを設置しているとしましょう。
ダウンロードフォームはオリジナルのシステムで実装されており、ユーザーに情報を入力してもらい、入力後の画面でホワイトペーパーをダウンロードできるといったものです。
ダウンロードフォームの送信時に、BowNowのAPIを呼び出す追加実装を行うことで、ユーザーが入力した情報をBowNowにリード情報(見込み顧客)として自動で登録できます。
BowNowには、フォームを作成しサイトに埋め込む機能がありますが、既存のフォームをBowNowで作成したフォームに変更することが難しいケースも多くあります。
そういった時にBowNow APIを使うことで既存のフォームにBowNowの連携処理を追加でき、より柔軟な改修が可能となるのです。
また、BowNowはサイト内のページのトラッキングもできるため、フォームの入力前後のユーザーの閲覧ページをBowNow上で確認することが可能です。
これにより、ユーザーが興味を持っている製品やサービスを事前に把握することが可能となり、よりニーズにあった提案をすることができるでしょう。
アウラではコーポレートサイトやWebサービスへのBowNowなどのMAツールの組み込み支援も行っております。
MAツールを導入することでWebからのお問い合わせがあった見込み顧客のフォローなど、現在の営業活動や新規顧客開拓の課題解決に繋がります。
MAツールの導入を検討してみたいご担当者様はぜひ一度アウラにお問い合わせください。