こんにちは、エンジニアの仁木です。
以前に3Dを作成するWebサービスの「Bezel」というアプリをブログの紹介で知ったので、それで遊んでみました。
今はもうWebサービスで3Dを作ることも出来て驚きますが、さらに他のユーザーと共有して共同作業までできるみたいです。
今回はこの「Bezel」の紹介をしたいと思います。
Bezelはブラウザ上で3Dのシーンを作成できるサービスです。
(現在はまだベータ版のみ公開)
特徴は、作成したシーンを共有して他の人と共同作業で3Dを作成することができます。
利用する前にサインアップが必要です。
下記のリンクからサインアップできます。
メール認証をしてから、名前や自分の分野、チームの人数など、いくつかの質問に答えると登録が完了します。
サインアップが完了したら、最初にチュートリアルでアプリの使い方を学べます。
オブジェクトの追加方法や視点の移動方法、オブジェクトの変形や材質(マテリアル)の設定方法など、Bezelで利用できる一通りの機能を、サンプルのシーンを触りながら覚えられます。
チュートリアルで一通り操作方法を学べたら、1からシーンの作成をしてみます。
Bezelは最初から3Dモデルを用意してくれており、ライブラリのメニューからモデルをシーンに追加できます。
動物以外にも、家具、植物、幾何学的な図形など、ライブラリのモデルもシーン追加後に色を変えたり、大きさを変えたりといった編集ができます。
シーンにカメラを追加して、視点を保存もできます。
編集で、いくつかの視点を固定しておきたい時に便利そうです。
シーンに追加したオブジェクトに対して、コメントを投稿することができます。
これにより、自分のコメントを相手に伝えることができるので、共同作業では重宝しそうです。
作成したシーンは「glTF」というファイル形式で書き出せます。
glTFは3DモデルやシーンをJSON形式で保存するフォーマットのようです。
作成したシーンをWebGLやその他の3Dソフトで利用する際はこの形式で書き出して、利用します。
画面右上にあるシェアアイコンで他のメンバーにシーンを共有できます。
共有されたメンバーはシーンを編集したり、コメントを残したりできます。
3DをWeb制作に取り入れるには、知識がないとそれなりにハードルが高く感じてしまいます。
こういったツールが取っ掛かりになって、どんどん制作に取り入れていければと思います。