こんにちは、三輪です。
「地球上で最大級の品ぞろえ」が売り文句のショッピングサイト、Amazon。その名に違わぬ品揃えで、探すのがいっそくたびれるほど。
数多の商品の中で気になったものがあったら、とりあえずカートに入れたり、URLを控えておいたりすると思います。特に誰かに情報を共有したい時は、URLが必要ですよね。
そういう場合、もちろん普通にURLをコピーすればOKです。ただ、一度でもコピーしたことのある方ならお分かりいただけると思いますが、AmazonのURLってとんでもなく長い。
このURLを送っただけで、以前ご紹介したLINEのメモ画面が、一気に3分の2くらい埋まるほど長い。
そんな激長URLを短縮する方法がありました。今回はそれをご紹介したいと思います。
知人と共有する際はもちろん、サイトにリンクを設定する場合にもオススメです。
まずは、AmazonのURLを普通にコピーした場合の例。
Amazonの、大学入試センター試験赤本ページのURLです。
長っ
分かっていたけど長い。日本語部分がURLエンコード(URLに使用できない文字を、使ってOKな文字を組み合わせて表現する変換方式)されているので仕方ないのですが、何やら怪しいサイトに飛ばされそうなリンクに見えてしまって、クリックを躊躇する長さ。
これからお伝えする方法で、上のURLを短縮した結果がこちら。
https://www.amazon.co.jp/dp/4325229310
アクセスしていただくと、最初の例と同じページに遷移することがご確認いただけます。すっごく短くなりましたね…!
方法は、まずAmazonのドメインの後ろに「dp」を付けます。
https://www.amazon.co.jp/dp/
更にその後ろに、各商品のASINまたはISBN-10を付ければ完成です。
https://www.amazon.co.jp/dp/までは、全ての商品について共通となります。
「ASIN」は、Amazon内で書籍以外の商品に割り振られている商品番号、「ISBN」とは世界共通で書籍を特定するために割り当てられた番号です。
その番号はどこで分かるのかと言えば、Amazonの各商品ページに書いてあります。ページをスクロールすると、「登録情報」という欄が出てきます。上の例だと、以下のような情報が確認できます。
ここの「ISBN-10」の番号をコピーして、https://www.amazon.co.jp/dp/の後ろにペーストしてください。
なお、「ISBN-10」と「ISBN-13」の2種類がありますが、「ISBN-10」でしか商品ページにはアクセスできないようなので、「ISBN-10」をご確認ください。
書籍以外の商品では、「商品の情報」欄の「詳細情報」または「登録情報」にあります。商品によって記載場所が異なるので、「ASIN」の情報をページ内でご確認ください。
スマホなら、長いURLをコピーして整形するより、共有機能を使った方が楽です。
商品画像の右側に、共有アイコンがあります。タップして、「コピー(長押しするとコピーできます)」→「リンクアドレスをコピー」を選択してください。
このURLは、PCのブラウザからコピーしたURLより遥かに短いですし、Amazonドメインの直後に「dp」以下の情報が既に入っています。
後ろに続く不要なテキストを消すなり、短いのでそのまま送信するなり、お好みで。
実は、自分で手動で作業をしなくても、Webサービスを利用して短縮してしまう手もあります。それが「Amazon URL かんたん短縮メーカー」です。
Amazonのサイトで商品を表示し、URLをコピーします。
「Amazon URL かんたん短縮メーカー」のページで、コピーしたURLをペーストします。
「短縮」をクリックすると、下の欄に短縮URLが表示されます。
例は、最初にご紹介した赤本のページですが、手動でISBNを入力した場合と同じですね。
誰かからオススメの品だと長いURLが送られてきたり、リンクにマウスカーソルを合わせた時に長すぎて最後まで表示しきれていないURLが目に入ったら、一瞬「これ、アクセスして大丈夫か?」と思ってしまいますよね。
せっかくスッキリ表示できる方法が用意されているのだから、活用しない手はありません。ぜひお試しください。
ところで、今回の記事を書くにあたり、「amazon」と「Amazon」のどちらが正しいのかという疑問が出てまいりまして(ロゴは全部小文字です)
調べてみても、明確にこっちが正解と断言した記述は見当たりませんでしたが、規約等には「Amazon」とあるので、おそらく正式な表記は「Amazon」なのだろうと思われます。