数ヶ月前の私は、悶々とした毎日を過ごしていました。仕事、勉強、趣味・・・日々のタスク量が多すぎたのです。
今日はそんなお話です。
消化不良な毎日を送っていましたので、せめて休日は気分を晴らそうとジュンク堂へ。
ジュンク堂は私のお気に入りの場所。自宅のトイレの次に落ち着くマイホットプレイス。大学4年の時は、店員さんとアイコンタクトで会話ができるほどの常連でした。
求めている本は無意識に見つけてしまうものです。
あなたを変える超「熟睡短眠」法―減眠効果で集中力・記憶力が倍増する!
今回はこの本を読み、実際に行動してみたドキュメンタリーです。
では早速短時間睡眠の方法をご紹介します!
まずは一つ目。
消化というプロセスをなめてはいけません。
人は消化により体力の大部分を削られています。
その負担を減らすために『少食』を勧めています。
これらも併せて実行することで眠気が減退することに気がつくはずです。
藤本さんはこうおっしゃいます。
満腹で生じる眠気なんてニセの眠気だ。そんな睡眠なんて惰眠にすぎないことを覚えておけ。
短時間睡眠で生み出した活動時間を精一杯使え。その疲れからくる眠気は本物の眠気。本当の眠気は最高の快楽だって知ってたか?朝の目覚めも清々しいんだ。最高だろう?
少食にする。
それだけで夢の短時間睡眠生活が始まります。
この本の特筆すべきことはこの一点のみと言い切れます。
この少食生活を実践することで、私の生活はどうかわったのでしょうか?
数字として成果が出ました。
私は最低6時間は睡眠時間を取れないとストレスが溜まっていたのですが、今は頑張れば3時間程度の睡眠で大丈夫になりました。
絶対に二度寝していたのですが、今では比較的スッと起きれるようになりました。
身体が軽くなった感覚があります。
食べ過ぎることは身体にだるさをもたらすのですね。
少食を始めてからしばらくして、満腹になるまで食べた日がありました。
食事中は久しぶりにたくさん食べるということで幸福でしたが、食事後の違和感・倦怠感・後悔が尋常ではないくらい私を襲いました。
腹八分目という教訓の素晴らしさを身にしみて感じた瞬間でした。
少食は常に空腹感を伴います。
『空腹は最高の調味料』ということわざにあるように、食事のうまさに感動します。
今まで特に気にもとめていなかったメニューが猛烈にうまいのです。
夕食は近所の惣菜屋さんの半額セールにお世話になっているのですが、早く食べたいがためにお店から会社に帰る道を無意識にダッシュしてしまっています。
購入したのは『きゅうりの酢の物』であるのにもかかわらずです。
そういえば、DJのふかわりょうさんも似たようなことをおっしゃっていました。
僕はたまに、意図的に食事を摂らないようにしている。
『プチ断食』とでも言うのだろうか。
とにかく飯がうまい。何を食べてもうまい。
さらに身体も軽くなるしね。
ハイパーメディアクリエイターの高城剛さんも食事には気をつけられていて、
なんと普段の食事は『玄米にごま塩を振ったものを少々』だそうです!
上には上がいるものです。
少食なので、摂取する栄養の量は少ないです。せっかくなら良いもの食べようと思うので健康にも好影響です。
『いつもはカップラーメン食べてるけど、今日はスープはるさめにしよう。』というコペルニクス的転回が生じました。
空腹に耐えるために水分を多く摂るようになりました。
そのおかげで、老廃物の排出がはかどっています。
今の私に痛風のリスクは皆無です。
誰もが持っているナルシシズムをいい感じで刺激してくれるのが短時間睡眠です。
自分に自信が持てない方はぜひお試しください。
自信は、ご飯を食べないことで身につけられます。
巷に散乱する自己啓発本や怪しげなセミナーに参加するよりは健康にもお財布にもよろしいかと思われます。
ざっと短時間睡眠について考察してきました。
睡眠に関しては現代科学を駆使しても未知の部分が多くあります。
「長時間睡眠は記憶の定着がいい。」「七時間睡眠が人間に最も適している」「短時間睡眠は短命の原因だ」など様々な学説が唱えられています。
そんな情報が錯乱している中で「最適な睡眠時間」はどう見つけ出せばいいのでしょうか。
今回、この本を読んで思ったのは
ではないか、ということです。
身体に無理はしないで、素晴らしい短時間睡眠ライフをお楽しみください。
最後に著者である藤本さんの言葉で締めくくりましょう。
時間という味方さえ身につければ誰でも天才になれる。
以上、愛すべきトンデモ本のステマでした。
皆さん、ブックオフでお買い求めください。