MacとWindowsで文字化け発生…その理由と防ぐ方法とは?

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MacとWindowsで文字化け発生…その理由と防ぐ方法とは?

MacとWindowsで文字化け発生…その理由と防ぐ方法とは?

こんにちは、御園です。
日々の業務でデータをやり取りする中で、「送ってもらったファイルを開いたら文字化けして読めない!」という経験をされた方は多いのではないでしょうか。
私自身も、お送りしたデータやいただいたデータが文字化けしていたり、文字コードの違いでシステムが正常に動作しなかったりすることがありました。
最近では、PDFに記載されている文字が文字化けしてしまうという現象も発生しました。

特に、MacとWindowsの間でやり取りをすると、ファイル名や内容が文字化けすることがあります。
このようなトラブルが発生すると、データの修正や再送など、余計な手間がかかってしまいますよね。

今回は、なぜ文字化けが起こるのか、そして文字化けを防ぐ方法についてご紹介します。

文字化けが起こる原因とは

文字化けが起こる原因はさまざまですが、今回は3つの原因をお伝えします。

文字コードの違い

MacとWindowsでは、デフォルトで使用される文字コードが異なります。

・Mac → UTF-8
・Windows → Shift_JIS(ExcelなどではSJISが使用されることが多い)

この違いによって、Macで作成したファイルをWindowsで開くと、正しく表示されずに「?????」や「���」のようになってしまうことがあります。

ZIPファイルの解凍時の文字化け

MacでZIP圧縮したファイルをWindowsで解凍すると、ファイル名が文字化けすることがあります。
これは、Macの標準のZIP圧縮がUTF-8でファイル名を保存するのに対し、Windowsの解凍ソフトがShift_JISを前提としているためです。

CSVファイルの文字化け

弊社では、CSVファイルを使用してHPの更新を行うことがあるのですが、その際、ExcelやGoogleスプレッドシートで作成したCSVファイルをシステムにアップロードすると、文字化けしてしまうことがあります。
この原因のひとつとして、CSVの文字コードの違いが挙げられます。

・ExcelはデフォルトでShift_JISでCSVを書き出す
・GoogleスプレッドシートはUTF-8で書き出す

そのため、開くソフトによって文字コードの違いが生じ、表示が変わってしまう場合があります。

文字化けを防ぐ方法とは

文字コードを統一する

データのやり取りをする際は、文字コードを統一することで文字化けを防げます。
CSVファイルの場合、UTF-8がよく使用されるため、今回はUTF-8で保存する方法をご紹介します。

ExcelでUTF-8のCSVを保存する方法

1. Excelでデータを作成
2. 「名前を付けて保存」 を選択
3. ファイルの種類を 「CSV UTF-8(コンマ区切り)」 に変更
4. 保存

GoogleスプレッドシートでUTF-8のCSVを保存する方法

1. 「ファイル」 → 「ダウンロード」 を選択
2. 「カンマ区切り形式(.csv)」 を選択
3. UTF-8のCSVが保存される

ZIPファイルの文字化けを防ぐ

Macで圧縮したZIPファイルをWindowsで解凍する際に文字化けを防ぐには、専用の「Explzh」などの解凍ツールを使用すると、正しく展開できるようになります。

また、WindowsにZIPファイルを送る場合は、Macの標準圧縮機能ではなく、「Keka」や「BetterZip」などのツールを使用すると、文字化けが起こりにくくなります。
私自身は「Keka」をよく使用していますが、それでも文字化けしてしまうことがあります。。
今後、完全に文字化けを防ぐ方法を探していきたいと思います!

まとめ

文字化けの原因はさまざまですが、適切な対策を行うことで防ぐことができます。
私自身もよく直面する問題なので、今後も引き続き対策を模索していきたいと思います。
また、より良い方法が見つかればご紹介します!

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