こんにちは。野口です。
本日は、Webマーケティングのコンサルタントとして、数々の著書を出版されながら、鉄道ジャーナリストとしてもテレビや雑誌で活躍されている、中嶋茂夫さんに、インタビューしてみました。
中嶋さんは、自他共に認める「鉄道オタク」さんだそうです。
インタビューでお伺いしたい事は、ズバリ「好きな事を仕事にする方法」。
まずは、中嶋さんがどのような経緯で、Webと鉄道の双方で活躍されるようになったのか、そこから伺ってみたいと思います。
Webコンサルティングの著書が並ぶ中に、鉄道の著書・・・一見、共通点がなさそうにも思えます。
しかし、これらの共通点は、「中嶋さんは好きなことを仕事にしている!」という事ではないしょうか。
好きな事を仕事にされている方って、見ていてとっても羨ましいですよね。
しかし、いくらWebが好きでも、いくら鉄道オタクであっても、好きだけでは仕事にする事はできないと思います。何かコツがあるのでしょうか?
中嶋さんは、小さな頃から鉄道が大好きなお子さんだったそうです。
また、何か作ったり、カメラで遊んだり、音楽をしてみたりなど、色んな事に興味を持っていたそうです。
大人になり、稼業であるベビーアパレル会社を継ぐために、ファッションの勉強をされます。そして稼業を継いだ時に、Webでも集客ができないかと考えた事がきっかけで、Webの勉強を始められました。
ファッションデザインでパソコンを使用されていたので、パソコン作業には問題がなかったのですが、Webの知識はたくさん勉強をされたそうです。
そして97年に、中嶋さんの作ったベビー服販売サイトがネットで1位となります!ネットでの集客に大成功したことから、さらにネットビジネスの幅を広げられます。
それからインターネットでの発信は、鉄道の話題にもおよび、今では鉄道ジャーナリストとし、大活躍をされています。
中嶋さんのオフィスには、沢山の鉄道資料が並んでいます。
まさに「鉄道オタクー!」と言いたくなるような、細かい鉄道のデーターが書かれた資料や、難しそうな文献など、ありとあらゆる鉄道資料が並んでいます。
これらを分析するのは、全然苦にならないどころか、楽しい作業だと中嶋さんはおっしゃいます。
しかし、中嶋さんが単なる「鉄道オタク」ではなく、世間に認められる「鉄道ジャーナリスト」であるのには、どういう違いがあるのでしょうか?
中嶋さんは、そこには大きなポイントがあるとおっしゃいます。
それは、「ただ好きだけで終わっていない」ということ。
中嶋さんは、世間のニーズに合わせて色んな情報やデーターを集め、必要をしている人へ向けて発信しているという事だそうです。そうして世間のニーズに応えていく事で、好きを仕事にされたそうです。
あなたは好きな物がありますか?そしてそれを仕事としていますか?
もしそうであれば、とっても幸せです。
しかし誰しもが、好きな事で仕事ができているのではないでしょう。
最後に、中嶋さんに、好きな事を仕事にするにはどうしたらいいか伺いました。
それは、簡単な事ではないと、中嶋さんはおっしゃいます。
それはもしかしたら、野球が好きでプロ野球選手になるのと同じ事かもしれません。
もし、好きな事を仕事にしたいという方がいれば、あきらめずに継続し、細々とでもいいから続けること。そして、その中のひとつの分野でもいいから突き抜ける努力をすること。
中嶋さんは43歳で鉄道ジャーナリストをしての活動を始められました。
いつでも、いつまでも、好きは見つけられます。
そして仕事をする為に最も重要なのは、自分のためだけにではなく、誰かのために心をこめて仕事をすること。
それが一番のコツではないかと、インタビューをして感じました。
私も、これから「好き」を見つけられる自分、そしてそれを「発信」できる自分でありたいと思います。