星出です。
みなさんは、水野敬也さんをご存知ですか?
『夢をかなえるゾウ』などで知られる作家です。
今年の秋に公開される『イン・ザ・ヒーロー』という映画の脚本もされています。
この人の魅力はなんと言っても文章の面白さ。
もう、圧倒的に面白いです。
ブログが秀逸です。
ぜひ読んでみてください。
http://ameblo.jp/mizunokeiya/
水野さんのブログを読んだ僕は、文章の素晴らしさに嫉妬してしまいました。
嫉妬を通り越して憧れさえいだきました。
憧れはやがて、憎しみに変わりました。
そして、憎しみは星出に悪知恵を授けました。
悪魔が星出にささやきます。
『水野のブログ、パクればええねん。』
ということなので、早速パクってしまいます。
つまり、水野さんのブログからおもしろエッセンスを抜き出して自分のスキルとしてしまいます。
水野さんの過去のブログエントリーを詳細に分析し導き出したのが以下の7つのテクニックです。
演算子とはもちろん計算に使う「+」「-」「×」「÷」などの記号のことです。
一見、文章が中心のブログ記事に似つかわないと思われがちな演算子ですが、この演算子を効果的に使うことによって【頭の良さ】を演出することができます。
例えば、
5 + 3 + 0.5 + 6 + 2 + 0.5 + 18= 35
これはなんの数字でしょうか?
出生率?消費税?はたまた失業率?
これは僕が昨日トイレで、きばった時間(分)の合計なんですが、
一見、真面目な話なのかなと思ってしまいます。数字にはそんな力があります。
このように演算子を利用することでブログが知的に仕上がります。
すぐに取り入れられるテクニックですので活用してください。
桂枝雀により生み出されたと言われている『緊張と緩和』。
簡単に言えば、めちゃくちゃ真剣な話をしていて急にとぼけたようなことを言って笑いを生み出すテクニックです。
『緊張と緩和』で芸能界の頂点まで登りつめたのはこの人ですね。
緊張と緩和を上手く使うことにより人を笑わせることができます。
では、ブログにおける緊張と緩和とはなんでしょうか?
【文字の強弱】がそれにあたると思います。
今書いているこの文章も、文字の強弱を意識して構成しています。
面白くなっているでしょうか?
『○○理論』とは『○○理論』の○○の部分に伝えたい言葉を入れることで、どんなにくだらないことでも【理論】という言葉の真面目さ効果により、素晴らしいことを言っているかのごとく聞こえる、または○○に入れる言葉と【理論】という言葉とのミスマッチやギャップを利用し笑いを誘発するテクニックです。
こんな感じです。
ジャスティンビーバー大変じゃない?理論(JB大変じゃない?理論)
これだけではなんのことかわかりませんね。
この記事に詳細があるのでぜひ読んでみてください。
http://ameblo.jp/mizunokeiya/entry-11780460598.html
『○○理論』のお手本と言える見事な使い方。
勉強になります。
そして『TPP』。
この場合の『TPP』とは、農業団体が怒ってくる方じゃない側のTPPです。
例えば、
『TPP(徹底的にパクる)』
このように使います。
既存の3文字の英字イニシャルに、適当な言葉をあてはめていく手法です。
真面目な言葉をもじることでギャップを生み出し、笑いに昇華させます。
・ 視覚からの面白さ
・ アクセント
・ 目の休息
などなど画像の効果は計り知れません。
アルファブロガー(人気ブロガーのこと)はもれなく、画像を効果的に使っていると思います。
画像を効果的に使うことで文章の内容がいまいちでも面白いものが出来てしまいます。
文章だけでなく画像も効果的に使った水野さんのブログ、とても面白いです。
画像の使い方が秀逸な記事です。
http://ameblo.jp/mizunokeiya/page-6.html#main
水野さんのブログを読んでいると
たまに一人称が『水野』になることがあります。
例: 『ただ、みなさんもご存じのとおり、水野はマニュアル人間じゃないですか。』
水野さんは一人称さえも笑いのポイントに変えてしまいます。
この記事をお読みください。
あなたの一人称に対する固定観念が崩れることでしょう。
http://ameblo.jp/mizunokeiya/entry-11798994368.html
『緊張と緩和』と似ていますが、[成功]と[失敗]のギャップを笑いに変えます。
成功体験を書き、その最後に失敗を大きく出す。
この記事がわかりやすいです。
http://ameblo.jp/mizunokeiya/page-7.html#main
このテクニックを天才的に使いこなすのが、この人!
水野さんのスキルを僕なりに分析してみました。
ひとつひとつのテクニックは微々たる力しか発揮しないかもしれません。
しかし、これらのテクニックは相乗効果で二次関数的な効果を発揮するのです。
つまり、1 + 1 + 1 + 1 + 1 + 1 + 1ではなく、
1 × 1 × 1 × 1 × 1 × 1 × 1なのです!
とてつもなく大きな差が生まれることがお分かりでしょう!
総括的に言えるのは、【裏切り】をどのように見せることができるか、がポイントになるということです。
水野さんの天才的な文章には、随所に【裏切り】が散りばめられています。
星出が【裏切り】を効果的に使えた時、アルファブロガーとしての栄光は目の前にあることでしょう。
面白い記事を書けるようになるために水野さんのブログを『TTP』してきました。
これらのテクニックを使うことで、
これで僕もアルファブロガーの仲間入りを果たすことができそうです。
早速、超絶面白くなったアルファブロガー星出の処女作を読み返してみます(・∀・)!
……
あれ?
全然面白い文章になっていない…
なんでだろう。
水野さんのおもしろポイントさえ抽出できれば僕にでも素晴らしい記事が書けると思っていました。
だって、みなさんもご存じのとおり、星出はハウツー人間じゃないですか。
テクニックさえ押さえれば僕にもできると思っていました。
なのにこの結果……。
『マニュアルさえ押さえれば大抵のことはなんとかなる理論』に陥っていました。
考えてみれば水野さんはプロのライターさんです。
何年も何年も文章を書いてこられたのです。文章で生計を立てているのです。
努力の賜物というべき文章スキルを、僕が表面をなぞっただけで盗めるはずもありません。
水野さん、誠に申し訳ありませんでした。大それたことは考えず自分にできることから始めようと思います。
実は、反省を踏まえて今の自分でもできるテクニックを実践しています。
それが7つのテクニックの最後のテクニック。
『改行を多用して読みやすくする』
読者のことを考えたわかりやすい文章を書く、という当たり前のことからスタートしないと、いい書き手になれないと知りました。
文章を書くスキルに乏しい僕が一朝一夕でアルファブロガーになれるわけがありません。
水野さんを分析することで秒速でアルファブロガーになろうとしましたが、逆に圧倒的なスキルの差を見せつけられる結果になりました。
虫のいい話はありません。
しかし、こんな声も聞こえてきます。
「おい!この記事のタイトルには『JNM』という秒速でアルファブロガーになれるすごい方法があるって書いてるじゃないか!それは嘘なのかよ!?」
ここまでこの記事を読まれた、勘の良い方ならもうお気づきですね。
『JNM』の意味に。
JNM = 時間の無駄
夢のテクニックなんてないんだと知りました。
世に出回り、閲覧者を騙す【釣り記事】に無駄な時間を割かれないように気をつけようと思いました。
現代人なら誰もが一度は必ず憧れるアルファブロガー。
そしてその夢を叶えた水野敬也。
彼のブログを読み、圧倒的な差を感じ続けます。
そして嫉妬を原動力に明日からも頑張ります。
だって、星出はそうでもないと怠けちゃう人間じゃないですか。
以上、水野敬也さんのステマでした。