こんにちは。いつも生気で、自然の空気が大好きな周で〜す。
12月に入り、一気にひんやりとなってきましたね。
みなさん、くれぐれも体調にはお気をつけください。
さて、濃厚な黒豚ラーメン、砂風呂、桜島と言ったら、どの県でしょうか?
答えは、鹿児島県です!
私は9月の連休で有給を活用し、鹿児島旅行に行ってきました。
今日は私が鹿児島での見聞をいくつか共有いたします。
始発から終着までの50キロほどを2時間かけて走り、鹿児島市から指宿市を結ぶ路線バスがあります。
それは大阪市では想像できない距離での運行です。
鹿児島のバス路線のもう一つの特徴といえば、観光客をターゲットにしていることです。
私はいくつかのホテルを経由し、砂風呂、フェリー乗り場、観光スポットなどを結ぶバス路線に乗ってみました。
「右側見えているのは、薩摩富士という愛称をもつ…」
「今通っているのは、〇〇マラソンの折り返し地点…」
なんとバスの運転手さんは今通っているスポットを紹介してくれました。
おそらく、地元に住む人が少なくなり、
地域の運行だけではなく、観光客を招致する役割も持っているのではないかと思います。
バスの運転手さんもただバスを運行するという仕事だけでなく、乗客を観光客と見極め、楽しませるために努めていると感じました。
バス停から、下りでひたすら歩くことおよそ10分ほどで、急に視界が広がりました。
私が向かったのは、「長崎鼻」という絶景スポットでした。
鹿児島県なのに、なぜ「長崎」という名前をつけたのでしょうか。
調べてみると、海に突き出る岩壁は、「長く先に伸びる鼻」のようで、「長崎鼻」と名付けられたそうです。
鼻の先にあるのは、航海の安全を守る灯台です。
一番先に行ってみると、
私の目に入ったのは、美しい岩石と果ての見えない雄大な海景色です。
耳にしたのは、絶えることなく波が岩を打つ音です。
また、左側に目を移すと、
「薩摩富士」という富士山によく似ている山を望むことができました。
峰には雲が立ち昇っており、まさしく感動の絶景です。
旅行の最終日も感動的な出会いがありました。
それは、鹿児島中央駅に向かう際に乗車した「指宿のたまて箱」でした。
1日に3本しか走っていない超レアな観光特急です。
完全に観光客向けのため、途中の停車駅は、喜入(きいれ)のみでした。
この「指宿のたまて箱」の車内では、木製の床と座席で、昔的な雰囲気を味わえます。
また、絶景の海岸線を走るこの特急列車では、とてもユニークな設計があります。
それはなんと、窓向きの座席です!
しかも、通路の両側は同じく海側向きです。
この特別な席は指定席とは別に、乗客全員が利用できる共用席もありました。
お客さんが思う存分、美しい海の景色を楽しむための、かなりこだわった設計です。
観光列車の運行時間は50分ですが、車窓から広がる海を楽しんだり、車内販売の美食を口にしたり、50分がほんの一瞬のように感じました。
次第にオワコン化してきた地方鉄道を生き残らせるために、工夫をさまざまに凝らしたんだと思いました。
黒豚しゃぶしゃぶ、とりライスの鶏飯など、考えただけでよだれが出るグルメなど
鹿児島では魅力的なポイントがぎょうさんあります。
みなさんも是非、お出かけ日和の日、
遠方へ足を運んで魅力スポットを楽しんではいかがでしょうか!