みなさんは、ミニシアターにはよく行かれますか??
ミニシアターとは、一般的なシネコンにはない独特な個性をもつ単館系の映画館です。そこでは、流行に流されない、世界中の個性的で多様な映画を観ることができます。
大阪でいうと、梅田のシネリーブルや心斎橋のシネマートとかです。
もちろん中には、理解しがたい映画や、はっきりいってしょうもない映画もありますが、隠れた名作を見つけることができるので、私は大好きです♪
映画で様々な疑似人生を体験することは、感受性を高め、人間性を豊かにしてくれるものだと思います。なのでこれからもどんどん素敵な映画と出会いたい!
ということで!私の独断と偏見に基づいてですが、ミニシアター系や日本で上映されていないマイナーな映画でオススメのものをご紹介したいと思います。
ミニシアターの火付けともいえる名作はイタリアの「ニュー・シネマ・パラダイス」でしょう。
もう本当に大好きです。劇場版と、それより約1時間も長い完全オリジナル版があって、どちらが良いか賛否両論ありますが、私は完全版が好きです。
近年のミニシアター系映画の私史上ダントツ一位は「きっと、うまくいく」というインド映画です。私は劇場に3回足を運びました。インド映画のクオリティの高さに驚きました。
・・・と、これら二つの映画は今では結構メジャーだし、大好きすぎて語ればキリがないので、今日はもっとマイナーで、いい感じのゆるさの映画をご紹介したいと思います(^-^;
(前置きが長くてすみません)
今日ご紹介する2つの映画はなんとどちらも韓国映画!比較的最近の作品です。
劇場公開日:2016年8月13日
ジャンル:ラブコメディ
恋愛も結婚も百害あって一利なし!と信じる弁護士のキャリアウーマンが、あるひょんなことから、夫と子供二人を持つ一般的な主婦に一ヶ月だけ体が入れ替わってしまうというドタバタなコメディ。
設定がかなりぶっとんでて、ある意味「ファンタジー」なのですが、いつの間にかストーリーに引き込まれてしまう、笑いあり、涙あり、感動あり、の素敵な作品です。
男嫌い・子供嫌いのキャリアウーマン(オム・ジョンファ)が、主婦として悪態をつきながらも、本当の家族の一員となっていく様子が面白く、思わず泣いてしまう場面もあり、そしてスカッと爽快な気分になる場面もあり、コメディではありながら大切な何かを教えてくれるような映画です。
最後に判明する、主人公キャリアウーマンの亡き父の正体も必見です♪
あ、あと旦那さん役のソン・スンホンさん、めちゃかっこいいです( *´艸`)
劇場公開日:2015年8月(日本未公開)
ジャンル:ラブストーリー・ファンタジー
こちらは日本未公開だそう。良作なのにもったいない!私は飛行機の中で観て感動して、レンタルでも観ました。
こちらも「ミス・ワイフ」と同じく不思議な設定のファンタジーです。
眠りから覚めると外見が変わってしまう主人公ウジン。男性、女性、老人、子ども、外国人など、目が覚めるたびに外見が変わるため、人に会う仕事ができず、インターネットを生かして家具デザイナーとして働いていたある日、家具屋で働く女性イス(ハン・ヒョジュ)に恋をしてしまいます。
けれども自分は毎日姿が変わる人間…。どのようにイスに想いを伝えるのか、愛を育んでいくのか。
今まで観たことがないジャンルのストーリーで予測もつかないですが、その繊細なストーリー展開に胸がしめつけられます。
「ビューティ・インサイド」というタイトルの通り、人は外見ではなく中身だけを見ることができるのか。中身は同じでも毎日顔が変わる人を愛せるのか、究極の愛のテーマを問いかけているような気がします。
劇中の音楽もとてもいいし、家具デザイナーというだけあって、出てくる家具やインテリア、建物がオシャレです。
しかも主人公のハン・ヒョジュがめちゃくちゃ綺麗でかわいい♡
不思議な気分になって、でも涙が止まらない、個性的な作品です。
どちらもレンタルで観れるので、マイナーだけれど不思議で心温まるこの2つの映画をご覧ください♪