ちまたでは「ポケモンGO」の話題でいっぱいですね。
わたしも日本配信が始まった日に、早速ダウンロードしてみました。
どうやら類似のニセアプリも出回っているようですのでご注意くださいね。
オフィシャルサイトもあるようですので、こちらからダウンロードいただくと確実だと思います。
http://www.pokemongo.jp/
最初あまり興味のなかった私は、任天堂がアプリを配信したと思っていました。
でもそうでは無かったようです。同じように思った人は私だけではないと思います。
今回調べてみると、この『ポケモンGO』はGoogleから独立した企業Niantic社が、
ポケモンのライセンスを管理する株式会社ポケモンと組んで共同開発したゲームだそうです。
さて今回はマーケティングについて記事にしてみました。
ちなみに「ポケモン マーケティング」で密かに上位表示狙ってみます。
さて、折角なので今回のポケモンについて今回のテーマであるSTPに沿ってマーケティング分析してみたいと思います。
なにせマーケティング見習中の身ですので、分析内容についてのツッコミ部分はご容赦ください。
まずこのSTPについて簡単に説明したいと思います。
○ S・・・セグメンテーション
市場のニーズや性質を持つ固まりを分けてみる
○ T・・・ターゲティング
どの固まりを狙うか特定する
○ P・・・ポジショニング
ターゲットからみた自社の位置づけについて
STPは上記の頭文字をとって出来ているようで、
マーケティング本来の目的である誰に対してどような価値を提供するかということを明らかにするためのフレームワークです。市場を細分化しターゲットを選定し、
自社の優位性を徹底的に探し出していきます。
STP分析について調べてみると、頭文字の順番に分析を進める必要は無いそうですが、ポイントはX軸とY軸に自社のサービスなどを設定し競合他社とのポジショニングを探っていきます。
「ポケモンGO」で考えてみようと思いましたが、スケールが大きいですね。。
普段は絶対興味をもたない方々も実際にダウンロードしているほどですので、
老若男女への浸透はスゴイと思います。
STPとは別に、競争ポジションの類似という視点があります。
他社をリードする「リーダー」、積極果敢にリーダに挑む「チャレンジャー」、
リーダーに追随する「フォロワー」、大手企業との競争を回避する「ニッチャー」に別れます。
任天堂はもちろん「リーダーの分類。そして取るべき戦略は、
市場全体の規模拡大です。
そういう点では、ポケモン、スマホゲーム、AR、またこれから出てくる関連商品など、最初の戦略は充分に成功したといえるのではないでしょうか。
これは企業の成長戦略を考える際、
「市場浸透」「市場開拓」「新製品開発」「多角化」の4つに分類して考えます。
これを意識的に行えということのようです。
既存顧客に既存製品・サービスの提供を考えるのは「市場浸透」
既存顧客に新製品や新サービスを提供する考えは「新製品開発」
逆に新規顧客に既存製品・サービスを提供していくことは「市場開拓」
そして新規顧客に新製品・新サービスを提供するのは「多角化」となります。
そして今回、任天堂は「ポケモンGO」と連動できるウォッチ型ガジェット
「Pokemon GO Plus」を発売するようです。
新製品、しかも今回は誰もが未体験のサービスを提供することもあり、
この見方からすると「多角化」戦略ですね。
「マーケティングを血肉化せよ。マーケティング的な思考を持て。」
先生の教えを少しずつ実践して身に付けていきたいと思います。
参考サイトを幾つか紹介して終わります。
ポケモンGoの収益構造と任天堂について
http://www.goodbyebluethursday.com/entry/PokemonGO_sales
ポケモンGO絶好調も任天堂が異例の声明「業績への影響は限定的」
http://news.livedoor.com/article/detail/11801444/
STP分析について
https://blog.kairosmarketing.net/marketing-analysis/stp-analysis/