こんにちは!
アウラ社内で(おそらく)一番、ブラックコーヒーをがぶ飲みしている女…松浦です!
わたくし、アウラに入社するまではブラックコーヒーが飲めませんでした。
しかしある日、健康を考えて
「フレッシュとガムシロップを入れるのをやめよう!」
と決心し、それ以来は社内で飲む飲み物はもっぱらブラックコーヒーです。
会社以外では飲まないので、仕事モードへのオンオフ切り替えの自己暗示のようになっています(笑)
おかげで眠気も吹き飛びます。ブラックコーヒーなので。
でも胃にやさしくないそうなので、飲みすぎには注意ですね!
1月といえば、
「今年の自分はどんな事を始めようかな?どんな年にしようかな?」と
今年の自分の身の振り方を一番意識する月だと思いませんか?
新しいことを始めよう!と実行に移される方が多いのは春頃ですが、
実行に移すまでの構想を具体的に練るのは1月が多いイメージ。
ちょうど一年前の今ごろ、わたくし松浦も初めてWebの世界を志し、動き出しました。
今では未経験ながらもアウラに入社し、Webサイト制作会社のWebディレクターとして
お客様にとってベストなホームページ制作・運用のご提案をすべく、奔走しております。
Webディレクターとして、まだまだひよっこですが
毎日が「学び」の連続で、自分でも驚くほど過去の自分とはWebに関する視点が違うので
それなりに日々アップデートできているんだな、と実感します。
とりあえず一年前の自分に言いたい。Macを買えと。
そして、一年前の自分と同じくWebの世界を志望されている方に向けて言いたい。
やっぱり座学と、実際に制作会社の現場で行っている事は、天地ほどの差があると。
そして、Web制作とは、めちゃくちゃ地味~な業務の連続であると。
というわけで、今回のブログのテーマは
過去の自分のようにWeb制作会社で働きたいと思われている方に向けて、
私が未経験からWebディレクターになり、実際の制作現場で日々感じることや分かったことを
ちょっぴり綴ろうと思います!!
シリーズモノになるといいな…。(にっこり)
弊社では、今まで主にPhotoshopを使ってWebサイトのデザインを制作していました。
現在はほぼXDで制作しています。今年に入ってからは100%と言っていいほど。
なぜXDでデザインをしているのか?
その理由をざっくり言うと、
Webデザインを行う上でよく使う機能や、あると嬉しい機能がめいっぱい搭載されていて、
UIもシンプルで使いやすく、制作スピードが劇的に上がるから。
ワイヤーフレームから実際のWebデザイン、モックアップ、アニメーションもつけられるので、
まるで実際にコーディングしたかのような、動きのついた完成形のようなプロトタイプが作れます。
しかも、チャットのような機能がついているので
リンクを共有すれば社内外でデザイン画面を実際に見ながら修正箇所を指摘し合ったりもできます。
これ、すごく画期的。
しかもしかも!
例えば、XDで作ったボタン。このボタンのデザインから
実際に開発者がコピペ可能なCSSコードを自動生成するという機能がついているんです!
あなおそろしや、Adobe XD。
わたくし松浦は、提案資料などもXDで作成しております。
書き出し形式をPDFやJPGやPNGなどに変換出来るので、
そのまま書き出したファイルをお客様にメールでお送りしたり、印刷したり。
XD、操作を覚えておいて損はなし!
制作会社によって制作で使用するソフトは違いますが、おそらく今後、大半の制作の現場で
XDの使用が主となってくるのではと思います…。
少なくともアウラでは必須ソフトです!
Apple社の回し者では決してございません。
しかし、デザイナーをはじめ、クリエイティブの現場でなぜMacユーザーが多いのか?
その理由の一つとして、Adobeソフトのアップデートが
WindowsよりMacのほうがいつも先だから、です。
Adobeのソフトは、制作者にとって必須。もちろんWindowsでも十分使えます。
しかし、いつでもAdobeソフトの更新や新しいアプリケーションは、Macが先なのです。
技術革新が猛烈な速さで行われているこの業界。
数か月前に覚えた知識がもう古くて使えないなんてザラです。
なので一分一秒だって惜しい。新しい技術は、すぐに使わないと置いてけぼりにされます。
でもWindowsはいつだって、Macより後にアップデートが来ます。
それを待っていられるか、いられないかはあなた次第…。
Web制作の現場で働いた事のない方は、思っている方も居らっしゃるかもしれない。
某ドラマのように、フリーアドレスの綺麗なカフェ風のオフィスで、
Macbookを操作しながらコーヒーが入ったタンブラーを片手に持ち、
オシャレに仕上げたデザイン画面を操作し、たまにカフェの窓際でMacbookを操作している
キラキラで都会的なイメージを…
現実はそんなことはありません。
(いや、そんな会社さんもあるかもしれない…)
私たちの仕事は、クライアントの要望にかなったWebコンテンツを作り上げること。
制作現場では(特にWebディレクターは)ご提案の資料作成や会議、案件の進捗管理や見積書の作成など…
ほか制作会社の規模によっては事務作業も行うのですが、
地味な仕事だらけです。とても地味です。
きっと、カフェの窓際でMacbook操作している方々も
クライアントとの打ち合わせ前や商談の合間に提案資料作成やメール送信、
コードやデザイン修正など必死に作業されているのかもしれません…
デザインに関してもそうです。好き勝手デザインできるのではありません。
「自分が良いと思う」デザインではダメなのです。
それではデザイナーではなく「アーティスト」になってしまいます。
Webデザインとは、クライアントの要望を汲み取り、
クライアントの目標達成のためにデザインとして形にする仕事です。
どういう目的達成のために、なぜそのデザインにしたか、
という根拠を説明できることが大前提となってきます。
「自分がいいと思うデザイン」と「目的達成に向かうためのデザイン」
そこを履き違えると、クライアントにご納得いただけず修正の嵐になります。
そうすると進捗も遅れますし、無駄な工数も増えます。
自分自身のデザインに自信がある方ほど、
このドツボにはまって挫けるかもしれません…
クライアントさま、社内の制作メンバー、協力会社…
常に「コミュニケーション」の上で、仕事が成り立っています。
それは、WebディレクターであろうとWebデザイナーであろうとコーダーであろうと、同じです。
コミュニケーション能力がなければ、仕事になりません。
電話を沢山使用します。ビジネスメールも沢山打ちます。
言葉遣い、来客応対のマナー、社会人としての基礎がなっていないと仕事になりません。
いくらコードを打つのが早くても、いくらデザインスキルがあっても、
全ての業務がコミュニケーションの上に成り立っているので、技術が長けているだけでは厳しいです。
どの仕事にも当てはまりますが、
いかに相手の意図を汲み取れるか、いかに相手にわかりやすく伝えられるか?
これを意識し、社内外とのコミュニケーションを円滑に取らないと、
満足に仕事が遂行できず、いずれ破綻します。
しかし誰しも最初から円滑にコミュニケーションが取れる方というのは居ないと思います…。
誰だって最初は赤ちゃんだったんだから…!
なので、自信が無い方はまず場慣れすること、普段から人と話すこと、
自分が発信するばかりでなく、多くの人の話に耳を傾け様々な考え方があるのだと知ること。
そして、失敗を恐れずに電話を多く取ること。(ここ、割と重要です。)
そして、お客様にとって何がベストかを常に考えること。
制作技術も大事ですが、技術は後からついてきますので…。
私ももっと、相手の意図を汲み取る力、相手に分かりやすく伝える力を磨き、
円滑に仕事が回せるように研鑽を積んでいきます!
アウラは、分業制ではありません。
すべてのスタッフがマルチプレイヤーとして、専門の分野にとらわれず業務にあたっています。
だからこそ、働いていて力がつきます。広い視野が持てます。成長スピードも早いです。
アウラに興味を持たれた方、働きたいなと思われた方、ぜひお問い合わせください。
まだまだ沢山あるのですが、長くなってしまうので今回はこれまで。
ちなみに、わたしの今年の抱負は
「自分の引き出しをどんどん増やして、ご提案の質を上げていく」です。
まだまだ学ぶ事が山積しています!Webの世界は果てしない!!